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2013年7月24日 (水)

劇団青い鳥 2013 summer special 「さらば、クリーニング店 シロクマ屋」 at タイニイアリス

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僕が舞台写真を撮るきっかけを作ってくれた「劇団青い鳥」が、来年結成40周年を迎えるそうです。

今年の夏は、スペシャルイベントで大阪の「劇団態変」のメンバーを迎えての公演になりました。

場所は、僕にとっても懐かしい「タイニイアリス」です。
今日が初日、28日(日曜)まで公演は続きます。

(たぶん)大阪の、とあるクリーニング屋さんの引っ越し場面から話は始まります。
お姉ちゃんと弟、見守るお母さんが舞台にいます。
青い鳥らしく、軽妙な会話から始じまります。

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ちょっとドタバタしたり、しんみりしたり、思い出に浸ったり。

役者は天城織女さん、森本恵美さん、劇団態変の上月陽平さんの三人。
良い感じでした。

以前にも書いたことがありますが、劇団態変の主催者「金萬里」さんとは、彼女が芝居をする以前、南の島で会ったことがあります。
僕も会社を辞めて、必死に何かを探し求めて、さまよっていいたときでした。

そんな金萬里から突然「芝居をやる」と知らせを受けて、今はなき池袋の小屋にカメラを持っていったときの印象が、忘れられません。
「そうか! 障害者と言っても、こうして芝居しても良いし。僕はそれを写真に撮っても良いんだ!」と、目がさめました。
ある意味での原点になりました。

そんな二つのルートから始まったことが、まとまって、ゆったりと何かを紡いでいる舞台でした。

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実は私、クリーニング屋の息子です。
若い頃は親の仕事を継ぐか、自分のやりたいことを探すか、真剣に悩んでました。

なんだかんだで、結局写真の道に走ったのですが、おやじには大変世話になりっぱなしで、未だにその背を超えられないと実感してます。

そんなもんで、クリーニング屋さんの詳細が出てこなかったのでほっとしました。でも、なんだか、こそばゆく芝居を撮影していました。

実は、30年ほど昔、青い鳥の舞台を撮影し始めたとき、しきりに、自分の生き様を反省させられたものです。

何だ_t3_1056ろうこの感触は、と思いながら、必要だったんですね、そうして思い知らされることが、その当時は。

で、今も、同じでした。
なんだだかほっとしたり、背筋がひんやりしながら、撮影してました。

変わらずした。
私が成長していないんでしょうね。
そしても、彼らの切れ味も、相変わらずなのでしょう。

参りました。

劇場:タイニイアリス

劇団:青い鳥

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2013年7月 6日 (土)

久しぶりに三軒茶屋に「ドレッサー@世田谷パブリックシアター」

ありがたいことに招待状を受けて、観劇してきました。
SISカンパニー制作、三谷幸喜さん演出「ドレッサー」です。

そのまま直訳すれば「衣装係」ということですが、主演格の役者(この芝居の場合は座長)付きの、一切合切面倒見、という立場の人のようです。
年若い座長の恋人や、その当時勢いが良かった(かも)しれない共産主義者や、年老いた老優、したたかな若い女優なども登場して、三谷さんは当時の状況を描写します。その際に、役者の存在感も、きちんと描写してます。さすがです。

そんな立場の人がもつ、芝居、役者、座長への「愛憎」が、舞台設定時のイギリスがナチスの空襲にさらされている状況と、二重三重に重なります。

はじめに「シェイクスピア」の「リア王」と座長の立場が重なって、そこに役者の生き方と「戦争」の息苦しさがかさなり、それを今に重ねる。
というところが、どうなんでしょうか?

ただの喜劇。ウェルメイドプレイだけにはすまない、怖い印象がありました。
今が、戦前につながっているのでは?
というメッセージのような気がしたのは、神経質な私だからでしょうね。

当日(立ち見席)は、毎回用意されてているようです。
必見です!

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「凪の樹海」@ザ・スズナリ

下北沢が地下駅になってから、何度目かの撮影でした。
しばらく前にチラシ撮影で紹介した「凪の樹海」の撮影です。

芝居の雰囲気の底は、久保酎吉さんにしっかりし支えられながら、細貝光司さんの強い演技、剣 幸さんの魅力が光った舞台でした。ハイバイの川面千晶さんの存在も、欠かせません。
脚本の長田育恵さん、演出の藤原新平は、今まで知らなかった方たちですが、芝居作成に写真の立場で拝見し、強い意志を持っている方たちだと思いました。骨太です。どこかの首相と違って、本物です。

ネタバレは極力避けましたが、こんな感じの舞台です。
スライドショーにしてみました。

/aoki.world.coocan.jp/jukai/album/

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