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2008年2月14日 (木)

「大恋愛 ロメオとジュリエット」 キラリ☆ふじみで創る芝居

_at_0207今年度から芸術監督に「生田萬」さんを迎えての、お披露目の舞台ともいえる企画。

ロメオとジュリエットを、三人の若手の演出家に任せ、それぞれが部分的に演出、全体で、舞台ができあがるという構成です。

まずは「菅尾 友」さん演出の一幕目から。

ロメオとジュリエットが出会い、ロメオが誤って人を殺し、隠れ去るまで。写真は、舞踏会のシーン。

今回もっとも「普通」に見える演出ですが、「萌え」たり、プロンプターがいつの間にか主人公になっていたり、細かな仕掛けは多いです。

_at_0307次に 「富永 まい」さん演出の舞台が続きます。_at_0470

「猫が戯れるように」ということが狙いらしく、例の、ベランダのシーンが、とてもふしぎな感触で上演されました。

前後しますが、舞台美術は、こんなふしぎな感触でした。

ふわふわ、ふかふかの舞台で、それがとてもエロチック。

_at_0776 ラストは「多田 淳之介」さんの演出。

「ロメオとジュリエット」が含んでいる、いろんな面での二面性を、とても見事に描いていました。

役者という存在、が、怖いくらい見えました。
見せようとしていました。
そこが好きなのですが。

ということで、とてもおもしろい出来事に、遭遇できました。
感謝。

キラリ☆ふじみへはこちらから

_at_0802実は、芸術監督の生田さんとは、僕が舞台写真を撮り始めた頃の知り合いです。

今の時期にであって、今再会できたことが、とてもうれしく、不思議な感じを受けています。

今回の舞台は、「ハムレットマシーン」ならぬ、「ロメジュリマシーン」でした。

生田さんと出会ったときに受けた、「演劇でなければ作れないおもしろさ」を、素敵に作る人。
という舞台を、今回も、見せていただけました。

長くやっていて、無駄ではなかったと、うれしく思った。

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