「大恋愛 ロメオとジュリエット」 キラリ☆ふじみで創る芝居
今年度から芸術監督に「生田萬」さんを迎えての、お披露目の舞台ともいえる企画。
ロメオとジュリエットを、三人の若手の演出家に任せ、それぞれが部分的に演出、全体で、舞台ができあがるという構成です。
まずは「菅尾 友」さん演出の一幕目から。
ロメオとジュリエットが出会い、ロメオが誤って人を殺し、隠れ去るまで。写真は、舞踏会のシーン。
今回もっとも「普通」に見える演出ですが、「萌え」たり、プロンプターがいつの間にか主人公になっていたり、細かな仕掛けは多いです。
「猫が戯れるように」ということが狙いらしく、例の、ベランダのシーンが、とてもふしぎな感触で上演されました。
前後しますが、舞台美術は、こんなふしぎな感触でした。
ふわふわ、ふかふかの舞台で、それがとてもエロチック。
「ロメオとジュリエット」が含んでいる、いろんな面での二面性を、とても見事に描いていました。
役者という存在、が、怖いくらい見えました。
見せようとしていました。
そこが好きなのですが。
ということで、とてもおもしろい出来事に、遭遇できました。
感謝。
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